自分に課すルール。機関投資家の動きに乗る。
続きを読む 投資原則カテゴリー: 米国株投資
マネーの公理
ストックトレーダーズ・アルマナック
ストック・トレーダーズ・アルマナック は、米国株に投資する人必携の年鑑。でも アノマリー投資 という本を見れば要点はおさえられる。
私にとっては以下が確認できたことが有意義でした。
- 強気相場と弱気相場
- 機関投資家の都合で生まれるサイクル
- 年間のサイクル
- 大統領選挙に伴って生まれる4年サイクル
グロース投資とバリュー投資
バリュー投資
- ある株がその内在価値より割安に取引されている瞬間をめがけてその株に投資する手法。
- 内在価値が高い=営業キャッシュフローマージンが高い。
- 米国上場企業平均=11%
- 15~35%あれば合格
- 内在価値が高い=営業キャッシュフローマージンが高い。
- 2要件
- 1) 営業キャッシュフローを生み出す潜在力が高い会社を選ぶこと
- 2) その会社の株が、たまたま凄く割安で取引されている場面を狙いすまして買う事
- 市場に確固たる地位
- 20年~30年くらいのトラックレコード
- 卓越した防御力を持った企業
- 事業規模が超巨大
- 市場占有率が圧倒的である
- 構造的競争優位(=つまりロー・コスト)
- 太刀打ちできない無形資産(=つまりブランド力)
- ネットワーク効果
- ユーザーや顧客にとって乗り換えコストが大きすぎる
- グロース株投資に比べて高難易度。決算のたびに決算書類を隅々まで読み込むことでリスク管理。
- 割安な理由には、隠された、現在進行中で悪化している事由があるかもしれない。機関投資家は良い決算が出たのを確認した後で、相場が跳ねてしまった後から、ゆっくり買い始める。安値に飛びつかない。
市場環境
金利
金利(債券)と株価は投資先として競争関係。一方が有利になると他方が凹むシーソーの動き。 続きを読む 市場環境
評価
銘柄をどのように評価すればよいのだろうか。
PER
- PERを見て割安/割高を判断できない。
- 個別株のPERが上昇している状況=マルチプル・エクスパンション(Multiple Expansion)。
- 将来の成長を織り込んでいく過程。新商品の発表など。利益増加が実現されると、PERがガクンと下がる。
- 個別株のPERが下がっている状況=マルチプル・コントラクション(Multiple Contraction)
- 投資家が現状好業績の継続性に懐疑的。
- 収益ボラティリティ
- 収益が見通しやすい株はPERが高くなりやすい(定番消費財など)。
- 収益が変動しやすい株はPERが低くなりやすい(自動車など)。
- マルチプル・エクスパンションが起こっている分野を見つけて投資する姿勢を徹底。
成長率
- 成長率=一株当たり利益(EPS)の成長率。
- 1年後の成長率を使うのが普通。
- 2年後以降は予測が難しい。
- グロース株の場合は参考程度にPEGレシオを確認。PER/EPS Growth Rate=1.0
- 1という数字に根拠はないが米国人投資家で気にしている人は多い。
- 黒字未転換のスタートアップの場合。
- 売上高成長率を使う。
- ただし成長とともに売上高成長率は鈍化するもの。その後の評価は困難。
大きな失敗を回避するために
- 営業キャッシュフローを見る=最もごまかしにくい。
- その年の純利益の数字よりも必ず大きくなければいけない。
- 毎年着実に増えている。
- 営業キャッシュフロー・マージンが15~35%はある。
米国株投資についてのメモ
米国株に投資するようになって学んだこと、学びつつあることを「米国株投資」というカテゴリに、メモとして書き留めておこうと思う。 続きを読む 米国株投資についてのメモ