ストック・トレーダーズ・アルマナック は、米国株に投資する人必携の年鑑。でも アノマリー投資 という本を見れば要点はおさえられる。
私にとっては以下が確認できたことが有意義でした。
- 強気相場と弱気相場
- 機関投資家の都合で生まれるサイクル
- 年間のサイクル
- 大統領選挙に伴って生まれる4年サイクル
強気相場と弱気相場
- 強気相場/弱気相場が株価 に 唯一 最大の影響を及ぼす。
- 長期トレンドは長く、通常は8年から20年続く。
- 強気の長期トレンド期間に現れる下降サイクルは短期的。上昇サイクルは長く続き力強い。
- 弱気の長期トレンド期間に現れる上昇サイクルは短期的で緩やかだ。下降 サイクルは長引いて下げもきつい。
大統領選挙
- 相場に悪影響の政策は任期1年目~2年目に。下落相場に引き金になりやすい。
- 大統領選挙の翌年の高値から中間選挙の年の安値まで1913年以降平均20.9%下落。
- 中間選挙の安値から大統領選挙前年の高値まで1914年以降平均50%上昇。
年間サイクル
- 11月から4月までが上昇。10~11月に株を買って4月に売るだけでリスクを減らし利益を増加できる。
- 株を買う絶好の季節は8月~9月。
- 弱気相場の大底は10月。
- 1年で弱6ヶ月は5月~10月。
- 最高の3ヶ月=11月~1月。
- 1月のS&P500の動きがその1年を占う。
もはや「必ずしも・・・」な内容もありつつも、何がそのサイクルを生み出しているのか、メカニズムだけでも知っているのがよいと思います。
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