銘柄をどのように評価すればよいのだろうか。
PER
- PERを見て割安/割高を判断できない。
- 個別株のPERが上昇している状況=マルチプル・エクスパンション(Multiple Expansion)。
- 将来の成長を織り込んでいく過程。新商品の発表など。利益増加が実現されると、PERがガクンと下がる。
- 個別株のPERが下がっている状況=マルチプル・コントラクション(Multiple Contraction)
- 投資家が現状好業績の継続性に懐疑的。
- 収益ボラティリティ
- 収益が見通しやすい株はPERが高くなりやすい(定番消費財など)。
- 収益が変動しやすい株はPERが低くなりやすい(自動車など)。
- マルチプル・エクスパンションが起こっている分野を見つけて投資する姿勢を徹底。
成長率
- 成長率=一株当たり利益(EPS)の成長率。
- 1年後の成長率を使うのが普通。
- 2年後以降は予測が難しい。
- グロース株の場合は参考程度にPEGレシオを確認。PER/EPS Growth Rate=1.0
- 1という数字に根拠はないが米国人投資家で気にしている人は多い。
- 黒字未転換のスタートアップの場合。
- 売上高成長率を使う。
- ただし成長とともに売上高成長率は鈍化するもの。その後の評価は困難。
大きな失敗を回避するために
- 営業キャッシュフローを見る=最もごまかしにくい。
- その年の純利益の数字よりも必ず大きくなければいけない。
- 毎年着実に増えている。
- 営業キャッシュフロー・マージンが15~35%はある。
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