ついに、といいますか、やっと、といいますか。
いよいよ弊社でも浅野先生によるHCDワークショップを開始です。
さて、これまで他社で行われてきたのとちょっと違うところがあります。
全社ではなく、1部門だけ
他社の場合は、せっかくの機会、幅広い参加。ということでした。でも、全社で参加者を調整するのが面倒、全社からだと参加意識が希薄になるんじゃないか、みたいなことを危惧しました。
ただし全員強制参加
そもそも、問題意識としては、「いい開発チームを作る」というものがあります。ですので、部門の一部の人が学ぶよりも、全員が同じ経験を積むほうがよいと思いました。
HCDとは言ってない
HCDという言葉を知っている人は社内にはまずいませんので、「サービスデザイン研修」としています。まずは自分たちがなじみある言葉から入ってもらえればと。
そもそも、デザインプロセスに関する教育を社内に導入するのはかなり慎重になっていました。もちろん、何とかしたいと思っている同志は社内に何人かいます。でも、誤解を招いて一度頓挫すれば、ますますやりにくくなります。ちなみによくあるパターンで、社内で過去になんどか「ペルソナ使おう」といって2回こけたらしい、という歴史もありました。
何より、事業が、自分たちが、もっと伸びるためには何が必要なのか?いまの問題点は何か?といった「前提」について、共通認識がなければなりません。そもそも、「前提」をあわせられる状況になかなかなりませんでした。
昨年も暮れが近づいたころ、「今だ!」という瞬間がやってきましたので、即実施に向けて動きました。
コトのデザインを体感
第1回目となる今回は、HCD概論(座学)および、「コトのデザイン」がわかるミニ・ワークショップを行いました。
今回やったミニ・ワークショップは、自分 も初体験。
内容としては、モノのデザインと、コトのデザインの違いを体感できるというもの。
種明かしをすると、これからやる人にとってイマイチになってしまうので詳しくは語りませんが(笑)。
皆さんキャッキャいいながら楽しんでいました。
主催者としては、「理解してもらえるか」「納得してもらえるか」というのは大変不安なのですが、このワークショップで座学のすべてがストンと腹に落ちたようで、想像を超えた満足度でした。
一部には、「そりゃ、あの流れだったらああいう結果になるのは当然だよ」 というツッコミもいただきましたが、まあ多かれ少なかれ、ワークショップにはストーリーがあるものでして(^ ^;
参加者のエンジニア率の高さや、そもそも強制参加なのでわけもわからず参加しているあたり、前例があまりないと思うのでドキドキですが、あと6回、楽しみです!
「社内でHCDワークショップを開始」への3件のフィードバック
コメントを投稿するにはログインが必要です。