菅付雅信さんが登壇される、しかも聞き手はNHN Japanの田端信太郎さん。こんなイベント、逃してはならない!ということで、行ってまいりました、第1回編集キュレーターアカデミー(参加者の抽選は高倍率だったみたいです。ラッキー!)。
概要はこちら主催者サイトをご覧下さい。
「メディア編集の不易流行」~次世代の編集者やキュレーターが、メディアの戦場でサバイブしていくには?~
Webのキュレーションに価値はあるのか–編集者・菅付雅信さんが語る
会場は本屋B&Bさん。(初めて。ステキすぎる。家から近い。普段使いしたい。)
参加されていたのは、50人ぐらい?だと思いますが、会場の広さからするとギッシリ詰まった形でした。
自分の中では、
価値を生み出す編集=「最高で旬のネタを、最高のTPOで、最高の調理法と盛りつけで出す」
ということだな。という結論です。
それって、アプリを通して提供するサービスも同じようなところがあると思います。
言うは易しで、いい情報、人を集める時点で信頼関係もお金も必要。これは誰でもできることではないですね。
その他、メモを垂れ流し(会の主旨に反し無編集w)
- 開催趣意に共感。今後も参加したい。全体の底上げということ。編集の価値を啓蒙する。編集の価値とは?と問われれば、それは価値を生み出す方法論だ、ということでしょうか。
- 人生を編集する。自分の人生の編集方針。これを早く打ち出すこと。それだけ高みに到達しやすいと。
- 編集のクオリティとは何か?
obsession with quality = condenast
Well considered.
ウェブはいつでも直せる = well considered になりにくい? - 月刊誌 予言する雑誌9月に出る10月号
週刊誌は来週について表現している - 編集とはオリジナリティのある価値を生み出すものである?
本当にオリジナルなものはない
ただ、価値をつけているのは確かだ。
料理の例えをよくするがそういうこと。
料理をして提供してあげて、「すごい」といわれるとオリジナリティがあるものではないか。 - パブリッシュ=パブリック であるべき。
「これを今出したら、最新、最高。新しい、いちばんおいしい。」 - タンブラーなりまとめでひっぱってきてやったりすることもそれはそれでいい
問題は、その作り手が食えるのか?サバイブできるのか?
サバイブできるかどうか=ファーストハンドでつかんでいるかどうか?
現場にいる、その人にあっている、一流の人とやってるか - 紙メディアの編集ノウハウはウェブメディアに活かせるか?
雑誌には台割があり、独特のリズム感があると思うが?
戦艦ポチョムキンのモンタージュ理論
雑誌も同じで順番をかえたり強弱をつけたりとか アンサンブル、音楽を作るように
それってウェブメディアでは難しい? だってどこから読まれるかわからない、頭が決まってないし - 雑誌というパッケージには、自分が好きな20~30%、よくわからん10%~20%もあるがそれもついでによんだりする。ウェブだとそれがなかったりする。
- メディアがやっていること
・報道=伝達行為
・創作物を伝える=触発行為
編集者は触発を職業にしている 受け手の想像力を広げる 伝達は想像力を広げてはいけない - アマナ社長の話
これからは、いいカメラマンだけでは生き残れない。すごいカメラマンでなければ。
昔と違いプロとアマの差がなくなってきている。
すごいクリエイターでないといけない。 - いいクリエイションとすごいクリエイションの違い。
すごい=発明、発見があるかどうか。まえに誰かがやっていない。前人未到。
いい=誰もが知ってる、気もちいい。 - 菅付さんからのメッセージ
いま、職業選択の幅が広く、悩むと思う。
はやく、正しく諦めて、じぶんが得意なことを極めろ。
ひとつのことを極めるのに20~30年かかる。
料理人「なんでもできる」なんてだめ。専門分野を決める。
編集するまえに自分の人生を編集する。
一つの分野を極め、人脈を気づくのに20年はかかる。
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