人生のピークを、もう一度。

私の人生のピークは中学生のときなんですね。
部活がそのピークをもたらしていました。毎日が楽しかったし、仲間と泣いて笑って。新鮮で身の毛もよだつ(?)フロー体験が続いた日々だったんですね。世界的に何か成功を収めたとかではないのですが、思春期の自分の心身を震えさせるに十分な日々だったわけです。
でも、そのあとはそれほど大きな山が作れずにいました。

それからというもの、そんなことができる「仲間」や「場」を求めながら学生、社会人生活を送って来ました。かれこれ20年になります。

どうやったらそんな体験を再度得られるのか?逆に言うと、この20年間得られてこなかったのか?
昨日、自分のなかで答えにたどりつきました。

それは、中学生のときの「成功体験」が邪魔していたんです。
どういうことかというと「自分がこのようにしたら、このような報酬が得られる」という信念が、自分の無意識に強烈に焼き付いたんだと思います。
その信念とは、うまくいえませんが、「自分がうまくできることに集中して努力すれば、同様に頑張ってくれる仲間がいれば、そこにたどりつける」。というものです。言い換えると、「自分のことだけやっていればいい」ともいえます。おわかりかと思いますが、これはとんでもない勘違いですね(笑)。
念のためにいうと、決して仲間を軽視しているわけではないです。努力の向け方が間違っているわけです。

なぜこのようなことになったのでしょう?
それは、中学生のときには、メンバーに対して強烈なエネルギーを注ぎ込んでくれる人がいたわけです。それは顧問であるとか、OBであるとか、いろいろな諸先輩方です。ですから、自分は仲間にたいする関わり方は、それほど積極的でなくてもよかったわけです。

でも実社会に出てみると、そのようなことはなかなかありません。強烈なエネルギーを何年にもわたって100人のバンド全体に注ぎ込める人なんていません。
自分がいまいる環境は、「指導者~メンバー」という関係性があるわけでもないですし、指導者でもないです。そんななか、自分が仲間に対してエネルギーを注ぎ込まなければならないわけです。注ぎ続けなければならないわけです。
でないと、「なんとなく動いていて、もちろんみんなも本気だけど、実は何も動いていなかった」というこの20年間の繰り返しになるわけです。

ここからは自分が動く人生です。気づくのに20年もかかってしまいましたwww。
気づいたきっかけは昨日の会社の合宿です。このような気づきを与えてくれた仲間に感謝しています。