なかなか刺激的なタイトル。リピーターになる時期は予測できるを読みました。
顧客ロイヤルティマーケティングに関する本。
B2Cにおいて目先の数字ではなく、しっかりと資産を築き上げていくような仕事をするなら、このような考え方は理解しておいたほうがいい。
メモ
CPM Customer Portfolio Management 顧客ポートフォリオマネジメント理論
CPMはお客様の心理状態をあぶりだすため(そしてアクションをするため)のスナップショット
1 初回客
2 よちよち客(購入2回目)
3 コツコツ客(リピート客)
4 流行客(リピート客)
5 優良客(自社のファン)
さらにこれらを
A 現役客
B 離脱客
に分ける。全部で10象限。
コツコツと流行・優良を分けるのは7回分の購入金額。
客単価1万円の場合は7万円になる。
「購入日数」「在籍期間」で成長していく。
2回目買えばよちよち現役客。
よちよち現役客は在籍90日未満であれば何回、いくら買ってもよちよち現役客。
90日経過時点で累積購入額7万円以上で流行客に。未満でコツコツ客に分類される。
流行現役客は210日未満であれば何回いくら買っても流行現役客。
次の購買をしたときに、在籍期間が210日を超え離脱期間が240日未満であった場合、優良現役客となる。
コツコツ現役客が次の購買をしたときに在籍期間が210日を超え離脱期間が240日未満かつ累計購入額が7万円以上となったときに、優良現役客となる。
離脱期間について。
考え方として購入から8ヶ月離れれば、お客様の心は離れてしまう。どのような会社だったかなど忘れてしまう。という考え方。だから240日。
自分が担当するような会員制メディアの場合、より短い期間で忘れてしまう。お金を払わないことのほうが多い。そういう設計が必要だと思う。7日または30日ぐらいで組み立てるべきかしら。
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