- 「編集」である。
- キュレーションの手助けをする仕組みは存在するがキュレーションを実現できる仕組みはまだない。
- 人の手が(間接的に「行動データ」という形として、でも)入らなければ、キュレーションは成立しない。
- 高いレベルでキュレートするには、現実世界の体験が必要。なぜならオンラインデータで得られることのみからキュレートすることは比較的容易、低コスト、模倣が容易。よって競合とのクオリティ差がなく埋もれ、相対的にそれは価値あるキュレーションではなくなる。
- オンラインのデータが増え続けるため、考え方として重要視されている。
- 「人」から有意義な情報を得る。例えばSNS。この手のデータも増えすぎたため、キュレーションが必要。今のところFacebookは比較的うまくやっている。
- 今後市場成長が見込まれるディスカバリーショッピングの分野(=オンライン・ショッピングの中でも、ショッピング行為そのものが目的である消費行動。現実世界のショッピングにより近い。) においてはキュレーションの方針がカギ。
明確な意図(=提案、スタイル、方針)を持ったセレクト。及びそのセレクトの世界観を最も魅力的な体験として表現するビジュアル及びインタラクション。
これがオンライン・ショッピングにおけるキュレーションの本質である。
そう、リアルの世界と何ら変わらない。ただし、デジタルテクノロジーだからこそ実現できる(価値が生まれる)セレクトと体験を作るということ。 - キュレータとコンテンツクリエイターは相互依存関係。アグリゲーションは両者の創作活動におけるツール。
リンク経済、評価経済では自らキュレートして情報価値を高めて発信する必要があると同時に、キュレータに取り上げられるとなるようなコンテンツであることでトラフィックを得ることができる。
コンテンツクリエイターは有力者によるまとめ記事に露出することで飛躍できるし、キュレータは目利きとしてよいコンテンツと編集方針によって評価を得ることができる。
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