一見遠回り。だが実は、それがエンジニアにとっての価値創造の最短距離だから。
デザイナーは「デザイン」領域で、
エンジニアは 「エンジニアリング」領域で、
ソリューションを生み出す。
(「ソリューション」は「価値」「ユーザー体験」「満足」などと言い換えてもいいかもしれない。)
このソリューションを生み出す際に、エンジニアが開発要件しか理解していない場合。スピードも価値も損なわれてしまう。
デザイナーにせよ、エンジニアにせよ、
その仕事は「ユーザーゴール」に対して最大のバリューを提案すること。制約条件のなかで。
それは、「方法論」「テクノロジー」を、ユーザーゴールのためにコーディネイトする力ともいえる。
テクノロジーと以下の4要素間を、線で結んでみるとする。
ユーザーゴールと直線で結ぶソリューションが出せたとき、価値が最大化される。イノベーションが生まれる。
ユーザー・ゴール
↑
要求
↑
要件
↑
仕様 テクノロジー
いつでもそうする必要はない。
ちょっとした改修、あるいは、逆に大規模な業務システムプロジェクトで各エンジニアがそれを理解する必要はない。
ただ、Cむけのスタートアップ・プロジェクト等の不確定要素の大きな状況では、このような姿勢のエンジニアがメンバーにいたとき、この上なく心強い。
プロダクト・スチュワードシップの本質はそこにある。
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