やっぱり情報は人からとるのがいい

RSSリーダーというムダ遣い

Google Readerがサービス終了して、別のRSSリーダーを使い始めました。
長年お世話になったGoogle Reader。いつの間にか登録フィードは増え、優先順位でグループ分けするもすぐに陳腐化し・・・。

今回RSSリーダーを変えるにあたり、OPMLをあえて移行せずに、必要なものだけを登録するスタイルをとりました。

するとどうでしょう。やはり必要なものは限られています。少しでよいのです。
また、個人のブログは更新が止まっていたりすることが多く、フィード登録が無意味になっていることも多かったです。

情報取得を楽にしようとすると、整理するコストがかかります。
そもそも、当初価値ある情報でも、自分にとって価値が下がることがよくあります。たとえば、ストック情報であれば一度把握してしまえば同じような情報をとり続ける意味はありません。フロー情報でもその分野が自分にとって関係が薄まればやはり価値が下がります。
このようなことを意識して整理し続けるのはちょっと大変。

また、ある程度登録フィードが増えると、「いまどれを読むべきか」なんて考えてしまうこともあります。それこそ、オバマ大統領に言わせれば「決断力の無駄遣い」です(日常の決断することを減らすほど重要な決断に決断力を寄せることができる。結果よい仕事ができる。一日の決断力は有限であるとされる。)。

ソーシャルの時代にRSSですか、と驚かれるかもしれませんが、ソーシャルだけでは漏らしてしまう重要な情報をどうカバーできるかというのも悩ましい問題なんです。

たださすがに今回は懲りて、なるべく人がキュレーションした情報をとるように心がけているつもりです。

やっぱり人と会うことが最上

そんな風に自分にとって情報の意味を吟味していると、人と実際に会って、会話する。これ以上の情報収集はない。とあらためて思いました。

なぜかというと、「情報と経験がセットで入ってくる」「自分が知りたいことを深堀りできる」からだと思っています。
会って話すと良いことは、自分にあわせて情報を発信してくれることです。そのとき、「実際にやってみたらこうだった」などの「実感」「温度感」といったものをセットでもらうことができます。
またその中でも自分が特に知りたい情報のみを問いかけて、引き出し、時に議論をしてアイデアを高めて持ち帰ることもできます。

情報収集は、形式化されたストック情報、または生の人から得られる様々な情報、どちらか両極端が情報摂取のROIが高いようになっており、一方で形式化されたフロー情報のROIは意外と高めにくいものかもしれません。この点は気をつけなければいけないところだと思います。

「最上」と言いましたが、いずれかのみを行えばよいものではないと思っています。
全体で一つをなしているものだと思います。

この投稿を書くきっかけは、上記のようなことを考えていて、自分はなんとバランスが悪いことかと腹に落ちたからです(笑)。

人に会うのにはエネルギーが必要なことも確かです。もらってばっかりではいけません。
自分も情報を発信できたほうがいいですし、ネタがないにしても、よい質問をしたいものです。
なんていい子なことを言ってみましたが、いっちゃってGO。やっちゃってファイヤー!でいいと思っています。