経営は「実行」 改訂新版: 明日から結果を出すための鉄則

サマリ

  • 実行(Execution)が確実になされるようにエネルギーを注ぐのは経営者の中核となる職務である。その理由について述べられている。
  • 経営者が行うべき実行の具体的な手順が示されている。
  • 誰が読むべきか?
    • 至極当然な内容であり、テクニカルさはない。詳細なものではない。新鮮なインプットを得られる人はほとんどいないと思われる。
    • 経営者または経営スタッフが、スタンスを失いかけているときに心を引き締めるために読むと価値が大きいと感じた。
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粉末洗剤にして大正解~衣類洗剤を液体から粉末に

QOL(生活の質)が改善されたと実感できたことシリーズ。ここ数年で幸せを実感したのは、洗濯洗剤を濃縮液体洗剤から、昔懐かしい合成粉末洗剤に変更したことです。

結論からいうと「アタック」シリーズの濃縮液体洗剤 → 「部屋干しトップ」粉末洗剤に変更したら、とても幸せになったということです。
(銘柄は別のものでも、濃縮液体洗剤を使っている人なら同様の効果が得られると思います。)

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機械との競争

機械との競争を読みました。

要約

機械にできる範囲が指数関数的に広がっている。IBMのワトソンやチェスのチャンピオンが示すように間もなく人間の能力を超える。熟練労働者の仕事が無くなっていく。蒸気機関や電気の登場で仕事を失った職人が多く出た状況と似ている。米国の所得合計は伸びているが中央値は下がり続けており、多くの人が貧しくなっている。

スーパースターや資本家とよばれる一部の人により富があつまり、多くの中間層が没落している。それらはテクノロジーに置き換えられているから。雇用者はより多くのロボット、IT投資による生産性向上を目指す。肉体労働はまだ奪われていない。たとえば造園などを機械ができるようになるのはまだ難しい。

コンピュータが一番強いのではなく、実はコンピュータと人間との組み合わせ+うまいやり方が一番強い。テクノロジーの進歩は既存の仕事を奪う一方で、新たなフロンティアを生み出している。既存のテクノロジーの組み合わせで新たな価値を生み出すことがますます容易になっている。例えば誰でも簡単にアプリを作れるし既存のSNSと組み合わせて価値を出すことができる。 続きを読む 機械との競争

ゲームチェンジャーの競争戦略

ハーバード・ビジネス・レビュー読者が選ぶベスト経営書2015に登場していた、内田 和成さんのゲーム・チェンジャーの競争戦略 ―ルール、相手、土俵を変えるを読みました。

この本が唱えるフレームワークで戦略を立案するのは難しいでしょう。著者の内田さん自身もリファレンスとしてみてほしい、とおっしゃっている通り、ゲーム・チェンジャーがどのように市場参入し価値をもたらしているのかを理解する助けになることかと思います(そもそもビジネスにおける「○○戦略」と名のつくものは後から事象を解釈する方法だと思っています)。 続きを読む ゲームチェンジャーの競争戦略

投資家が「お金」よりも大切にしていること

永岡CFO推薦本、投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)を読みました。

この本をひとりでも多くの人に読んでほしいと思います。

お金はメッセージ。

支払うお金は、お店や生産者を応援することになります。
質の悪いものを買えば質の悪いものをつくる会社を応援することになりますし、労働者を大切にしないブラック企業のサービスを買えばブラック企業の存続を助けることにもなります。

なにも株を買ったりすることだけが投資ではない。また、お金がお金で返ってくることだけが投資ではない。
あなたが行う何かに対して、将来得られる何かがある。それはすべて投資であるということ。例えば人を元気づけようと行動することで少しでも社会がよくなりますし、社員やお客さんのことを真剣に考えて努力している会社に出資することでも社会がよくなるでしょう。
結果あなたはよりよい社会で生きていくことができるというリターンが得られるわけです。 続きを読む 投資家が「お金」よりも大切にしていること

メモ:リーダーシップと3つのストーリー

周囲を巻き込みながら目的を成し遂げるリーダーシップの要素のなかには「ストーリーテリング」がある。

Story of Self, Story of Us, Story of Now. の3つである。特にまず自分のストーリーを話すこと。

WHAT’S CO

人が行動を起こす時、そこには必ずストーリーが生まれます。また、無関心や恐れから動かないでいる人を動かすには、まず心を動かすことが必要です。

なぜ自分が行動を起こしたか、そのモラルはとこから得たものなのか、自身のストーリーを語って聞き手の共感を呼び(Story of Self)、聞き手と自分自身が共有する価値観や経験、“私たち”のストーリーを語ることで聞き手にコミュニティしての一体感を創り出し(Story of Us)、今やらなければ社会は変わらない、いつやるのかというストーリー(Story of Now)を語ることで共に行動する仲間を増やします。これをパブリック・ナラティブ(公で語る物語)と呼んでいます。

http://keieimemo.blogspot.jp/2014/01/self-us-now.html

メモ:円安ドル高トレンド

  1. 貿易の需給逆転
    貿易赤字が定着。原発停止による化石燃料の輸入、スマホなどの輸入増
  2. 金利差
    米国のテーパーリング来年開始予測、国内2%インフレ達成が難しい見通しのため来年追加緩和予測
  3. 円売りプレーヤーの動き
    円キャリー取引微増傾向、通貨オプション円プット増

 

子供ができてわかったこと

1.日々の感覚がかわった

突然、何よりも圧倒的に大切なものが生まれたと思います。自分の命よりも大事なもの。言葉ではわかっていましたが、人生でこのような感覚を持ったことがなかったのです。そういう意味で、彼がやってきたその瞬間から僕の人生がかわりました。

2.親子という感覚ではない

「自分2(ツー)」ができたという感覚。体は分かれていますが、感覚的には一体です。 続きを読む 子供ができてわかったこと

なぜ、「これ」は健康にいいのか?

サイバーエージェント社長の藤田晋さんのブログ記事を拝見して気になったので読んでみました。

読んで気づいたこと。

睡眠

パイロット、軍隊の指揮官など多くの人命を預かる立場の人は、しっかり睡眠をとるよう義務づけられているそうです。
的確な判断を下すことが仕事だからです。 続きを読む なぜ、「これ」は健康にいいのか?