投資家が「お金」よりも大切にしていること

永岡CFO推薦本、投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)を読みました。

この本をひとりでも多くの人に読んでほしいと思います。

お金はメッセージ。

支払うお金は、お店や生産者を応援することになります。
質の悪いものを買えば質の悪いものをつくる会社を応援することになりますし、労働者を大切にしないブラック企業のサービスを買えばブラック企業の存続を助けることにもなります。

なにも株を買ったりすることだけが投資ではない。また、お金がお金で返ってくることだけが投資ではない。
あなたが行う何かに対して、将来得られる何かがある。それはすべて投資であるということ。例えば人を元気づけようと行動することで少しでも社会がよくなりますし、社員やお客さんのことを真剣に考えて努力している会社に出資することでも社会がよくなるでしょう。
結果あなたはよりよい社会で生きていくことができるというリターンが得られるわけです。

自分はこの本を読んで、物を買うときには本当に価値があると思うもの。大好きなもの。を厳選して買うようにしたいと思いました。
自分の美意識が、自分の支払うお金を通して社会に反映されるからです。

お金が主な話題となっていますが、「善く生きる」ことについてとても大切なことが書かれています。
もっと早く出会いたかった本です。