道徳心

「いじめをしてはいけません」
我が子に対していじめを行ってはいけない。と指導している家庭の割合、日本は他国にくらべ極端に低いそうです。

自分の学童時代を振り返ると、加担してしまったことがあるような気もするし、逆にいじめられるに近いような思いをした気もします。
私は自身のことを人より道徳心がある立派な人間とは思いません。まったくくだらないことを多くやった、中途半端な悪ガキだったと思います。ただ周囲の支えがもあって、幸い心に傷を負うような経験をせずに大人になったのだと思います。

子供の社会を切り抜けられればそれでいいというわけではなくて、大人の社会においても人間関係はついてまわります。
人と人の間に起こる状況に対応できる自分でありたいと思いますし、我が子にもそうなってほしいと思います。
何より自分が人を傷つけてしまうこと・・・口は災いでよくやってしまうのですが・・・などは起こしたくないものです。

道徳心を育むのは難しいもの。祖父母から「バチがあたる」「仏様が見ている」と幼少の頃に言われたのは、なんとなくですが「バレなければ」「まわりがいいといってるから」というときに歯止めになったかなあ。なんて思います。
人の心は状況次第でとても低きに流れてしまいます。そんなときでも自分に対する誇りを持ちたいですし、負けないような環境をなんとか作りたい。

とりとめのない話ですが、
尾木ママのいじめについてのTV番組を見たり、人間関係について悩んでいる人の話を聞いたり、また自分が助けられたり。ということが最近あって、自分について、我が子について、考えをめぐらせたのでした。